群馬県は、映画やドラマの撮影を県内へ誘致し、その支援を行う『ロケ支援スペシャルチーム』を発足し、2024年4月24日、県庁でキックオフミーティングを開催した。
群馬県ではこれまで、県内での撮影にかかる経費の2分の1、最大2000万円を支援するインセンティブ制度や、Gメッセ群馬を使用したスタジオ撮影にかかる費用を一部負担するなど、映画やドラマ撮影に対する支援を行ってきた。
これに伴い今後増加が見込まれる映画やドラマなど大型作品案件に対して、県庁一丸となった支援体制を構築するため「ロケ支援スペシャルチーム」を発足し、この度キックオフミーティングを開催した。このチームは、山本一太知事をリーダーに、ロケ地の候補となる県有施設を所管している15の部署によって構成される。
山本知事は本人のブログにて「群馬県に製造業と並ぶ柱として『デジタルクリエイティブ産業』の構築を目指していること、そのために数々の大型作品(映画やドラマ)を誘致する必要性がある」と述べたとしている。
群馬県内では、映画「リボルバー・リリー」「ミステリと言う勿れ」、ドラマ「大病院占拠」「ハヤブサ消防団」などの撮影が行われており、3月にはこれらのロケ地マップも公開されている。
(画像は山本一太オフィシャルブログより引用)